暑い日が続くと、高温多湿の中、汗や皮脂が多く分泌され菌が増えやすくなります。メイクをして1日過ごしたお肌には、細菌の繁殖、古い角質や皮脂、ほこりなどの様々な汚れが付着してニキビなどの肌トラブルが起きやすくなっています。
「夏ニキビ」対策に効果のある化粧品成分は以下のように多くありますので、清潔なお肌と対策スキンケアをおすすめします!
●イオウ
イオウは温泉にも含まれる成分で、炎症を抑えたり、角質柔軟作用があって天然のピーリング効果もあります。
洗顔料や、ニキビ患部用のジェルなどの含まれていることが多いです。
●サリチル酸
サリチル酸も角質柔軟作用があって、医薬部外品としてフケ用や育毛トニックなどにも配合されています。
また、水虫の治療にも使われているそうです。
●ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は抗酸化作用があり、ニキビ以外にもシミやそばかす・くすみ・肌荒れ全般に効果があります。
濃度の濃いもののほうが効果もありますが、その分刺激も強いので御肌の状態に合わせて選ぶと良いでしょう。
●フラーレン
フラーレンはビタミンCの125倍の抗酸化作用がある、ノーベル化学賞受賞成分です。
ニキビ以外にも、美白や毛穴引き締め・アンチエイジングにも効果があるとされています。
●グリチルリチン酸2K
カンゾウ根より抽出したグリチルリチンの誘導体です。皮膚科領域において、急性・慢性の皮膚炎に対して著しい効果があり、
接触皮膚炎・日光皮膚炎・肌荒れ・ニキビなど種々の炎症性疾患に用いられます。
●アラントイン
ヒレハウリ草根より抽出される生薬で、傷や潰瘍に用いられています。
他の成分の刺激や、アレルギーを引き起こすような成分の刺激を防ぎ、肌荒れ・傷をきれいにします。